サブプライムローンは風船ゲームだ

2011.10.14

サブプライムローンは、いずれ破裂する「風船ゲーム」に似ている。その内容を冷静に見れば、アメリカの住宅市場、とりわけキャピタルゲインを前提としたリファイナンスと呼ばれている借り換えが長続きしないのは、誰の目にも明らかだ。また、サブプライムローン問題を語るとき、その関連商品への広がりを認識しておく必要がある。一般的に、サブプライム関連商品で損失が発生していると思われているものは、RMBS、SIV向け投融資、住宅ローン会社向け融資、CDO、シンセティックCDO、モノライン取引、LBO向け融資のほか、破綻者向けの自動車ローンや消費者ローンを証券化したABSにまで拡大していく。したがって、金融危機が叫ばれるのも無理のない話なのである。この問題は、移民国家アメリカが、人口の一割以上を占める不法移民を含めた不法滞在者や返済見込みのない債務者に群がるブローカーを後押しした結果でもある。消費を維持するために減税や住宅バブルを許し、国民の低い貯蓄率を無視した政策を押し進めた結果とも言える。

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